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インスリン

[2018.01.20]

今日はイーライリリー(Lilly)のMR(medical representative)の方が訪問にいらっしゃいました。大学病院に勤めていた時に、よくお会いしていた方も一緒にいらっしゃっていました。

ところでイーライリリーと言いますとインスリンを人に投与できるホルモンとして精製することに成功した会社とし知られています。当時のいきさつが「ミラクル」と言う本に書かれていました。本を読ませていただくと、チャレンジする事の大切さを感じます。

今ではインスリンはイーライリリー社、ノボノルディスク社、サノフィーアベンティス社、富士フィルム社と多くの会社が販売しております。インスリンが発見された当時は不治の病が治る「魔法」の薬でしたが、現在では治療方法が難しい、インスリンを使い始めると死んでしまうといった、悪い印象が先行している気がします。私個人としてはとても安心できるいい薬だと思います。日頃たくさん処方しているためかもしれませんが、妊婦さんや小児に使っても問題なく、何十年使い続けても問題ない薬剤であり、なかなかほかには見当たらない薬剤なのではと思います。

最近では、使い方を誤って低血糖などを呈するとかえって良くない事が指摘されており、使用する際には、正しい知識が必要だと思っております。

 

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